稿




















 



















 




 









 








































 

















































>>縦書きが読みづらかった方へもう一度<<





やがては愛にたどりつくだろうスパイラルノートをつなぐこの針金も





はらっぱの原稿用紙カタツムリみたいなマルをつけてあげる





タイトルはリンゴとバナナ≠謔ュ曲がる手首をもったとおい祖父の絵





シジミチョウだったあの春カタバミの黄色がすべての象徴でした






*3つめのうた自解:伊豆のシャボテン公園でみた
チンパンジーの描いた絵によほど感動したものとみえる。
オマケ
迷子の仔犬

くうんくうんと
迷子の仔犬が鼻をならす
かわいそうな仔犬
愛するひとのもとに
いっしんに駆けていきたいのに
見知らぬわたしを遠まきに
ながめている
このひとを愛していいのかと迷いながら



Text by Soko Kitagawa




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*上記は、雑誌「NEVERMORE」のHP(NEVERMORE消滅に際して1999年9月〜年末まで開催)に、カウンターのキリ番ゲット作品として掲載されていたページです(過去のものなので、上記に関するリンクは切ってあります)。
*北川想子さんはインターネットをご覧になれる環境ではありませんでしたが、当時いただいたハガキに端書きしてあった短歌(いちばん上の歌)が素敵だったので、掲載をお願いした次第です。メールのやりとりは可能だったので、感想は直接送っていただいていました。
*これらの短歌はすべて、短歌集『シチュー鍋の天使』(北川草子著・沖積舎)に掲載されています(北川想子さんの歌人名は、北川草子さんです)。
元「NEVERMORE」及び「Soko Kitagawa HP」管理人





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